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ゲストにフランスのアニメビジネスのパイオニア、セドリック・リタルディ氏と人型二足歩行 ロボットの開発に携わったシャフト社を立ち上げ、経営に関わった実業家・246キャピタル 株式会社の加藤崇氏を招いて、『アニメの未来』について語る……のだが、富野監督は 開口一番、「アニメーションの未来についてですが、未来なんてねえよ!」といきなり デッドボール級の一言を投げてきた。富野由悠季監督が語る「アニメの専門化とリアリティの喪失」、そして『ガンダム Gのレコンギスタ』より一部抜粋
ただし条件が付きますが、となけなしのフォローを 入れるも……
-中略-
■アニメの専門化とリアリティの喪失
なぜ、アニメに未来はないというのか、富野監督はこう語る。
富野監督:「専門学校なんかができて、アニメの専門職というものが確立しましたが、専門家が 集まると視野狭窄が起こる。
50年、40年前のアニメスタジオにはアニメのことなんか何も わからずいろんなところから集まってきた連中ばかりがいて、彼らはそれぞれアニメ以外の 分野の「リアリティ」を持っていた。
それを持たない、アニメ好きがアニメに特化した専門職に なってアニメを作ったら、自由な作品なんてできるわけがねえだろ! ましてやYou Tubeのようなものができて、アニメの個人製作が可能となれば、ますます 個人の妄想を作品化する傾向もでてくる。
それは作品ではなく個人の日記みたいなもので、 そういったものにアニメの未来があるかと言われれば、あるわけがない。
ディズニー的な ものなら未来はあるのか? ディズニー的なものに汚染された人たちは「アニメとはディズニー みたいなものだ」と考えて同じものを作り続ける。
これも未来なんてあるわけないだろ? 先なんかないんです。
」
-中略-
富野監督は新作『Gのレコンギスタ』についてこう語る。
「『Gのレコンギスタ』に関していうと、くやしいけどこの歳になってしまうと50年後 100年後の地球の映像が思い浮かびませんでしたので、やめました。
そのあとの物語を 作るということで『Gのレコンギスタ』というタイトルにしましたし、レコンキスタから取った 造語を用いました。
子供たちに残していく物語に殷々鬱々した人類が絶滅していくような 物語を作るのはおじいちゃんとしてはイヤなんです。
だから明るく楽しいものを作ることにした。

元気そうで良かった
アニメーターの視野狭窄については宮﨑駿も警告してたな
youtubeの自主制作アニメとディズニーの同時ぶった斬り凄い、そして正論だ
レコンキスタは明るい話になるのかな、ハリウッドでも何かやるみたいだし100歳まで元気でいてほしい
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